このような疑問を解決していきます。
⚫︎筋トレが続かないのは準備が足りていない話
⚫︎「理想の自分」を強く想像することが一番継続できる話
⚫︎筋トレは基礎知識が無いまま始めても情報に振り回される話
⚫︎筋トレを始めようと思ってる方
⚫︎いつも筋トレが続かずに挫折ばかりする方
目次
筋トレの結果は心の準備と正しい知識で全て決定する。
筋トレの知識を伝える前にまず確認しておきたいことがあります。
それは ”なぜ筋トレを始めようと思ったか?” という動機の部分を見直すことです。
多分ここがブレたり意思が弱いと何冊本を読んでも、優秀なトレーナーに指導してもらってもトレーニングを継続することは難しいです。
どうして準備が必要なの?
準備が必要な理由は2つ。
⚫︎7割以上の人が3ヶ月も続けられないから(メンタル)
⚫︎正しい知識を持たずにトレーニングを開始しても効果を得られない(フィジカル)
筋トレを開始しても3ヶ月後に残るのは3割だという話
繰り返しになりますが、一にも二にもまず動機付けが大切です。
なぜ動機付けが大切か。
それは筋トレを始めても気合いやモチベーションで乗り越えられるメンタルの充電は長く続かないからです。
僕も体や心に変化が起きるまでにトレーニングを挫折したことは何度もありますし、仕事柄多くの人のトレーニングをサポートしていますが、継続できる人は『理想の自分』を強くイメージしています。
インターネットや雑誌でよく見かけるような「簡単に体が変わる」「誰でも出来る」といった甘い言葉をかけるのは簡単ですが、そんな情報商材を売るような事はしません。
トレーニングで大切な思考を伝えます。
良く皆さん勘違いされていますが筋トレは孤独ということです。
ここを履き違えると多分続かない。
筋トレは基本的に孤独だという意識
くらい話ばかりですいません。。ただこれも筋トレを始める前に知っていて欲しいことなので伝えておきます。
トレーニング方法は大きく分けて2つ
⚫︎ジムでトレーニング
⚫︎自宅でトレーニング
ジムでトレーニングしたら続けられそうだけど?
勘違いです。
僕は、理学療法士という立場からトレーニングをサポートをする機会がありますが継続出来る人はごく一部。コンスタントに継続出来る人は、最初の1ヶ月で半分、3ヶ月後に3割といったところです。
お金を払ってトレーナーから「やる気を注入」してもらっても、一時的に気持ちが高揚するだけなので、問題の解決には至らないことが多い。
ジムトレーナーとの契約が終了すれば、すぐにリバウンドする人って多いですよね?
ライ◯ップなんて良い例ですよ。
むしろトレーニングが楽しくなってきて、そこで知り合うトレーニング仲間が出来た方が圧倒的にコスパが良いです。
自宅でトレーニングは続けるのが難しそう。
僕も自宅トレーニング派(ジムももちろん使ってます)ですが、一長一短あります。
自宅トレーニングは誰でもお金をかけず簡単に始めらるのが最大のメリット。腹筋とか腕立てやり方の教材動画なんてYouTubeに出回ってますし、購入するのはマットくらいじゃないかなと思います。
一方デメリットは、やはり監視が無いので言い訳が出来てしまうことが最大の短所です。
加えて、トレーニングの選択や運動フォームの修正などは自宅トレーニングだとアドバイスを受ける事がないため不安になってしまうと思います。(まぁ、当ブログはそんな方を救済するのに立ち上げたブログですのでお役立て下さい。)
という感じで、自宅トレーニングも開始する前に「理想の自分」を強く想定することが継続できる最大の近道だと思います。
正しい知識を持たずにトレーニングを開始しても効果なし
トレーニングにおいて正しい知識という定義は難しいですが、白黒ハッキリしていることも多くあります。
例えば
⚫︎運動の頻度や負荷量の調整方法
⚫︎鍛えたい部位の効果的な運動角度
⚫︎筋トレの効果を得られるまでの最低期間
※これを知らないと挫折する人が多い
⚫︎筋肉の種類や違いによる鍛え方
⚫︎レジスタンストレーニングがもたらす効果
などは少し情報が更新されることがあっても、大きく定義が変わることは無いです。
なので筋トレの情報に振り回されている人が抑えるべきポイントは、まず筋トレの基礎知識を固めることです。
おいおい早く体を動かしてトレーニングした方が良いでしょって人もいると思います。
でもいきなり「このトレーニングが良いよ」と言われても判断する知識が無ければ自分に正しいトレーニング方法を選択できなくないですか?
もちろん、深掘りしすぎてトレーニングを開始出来ないのも本末転倒なのである程度でOKですが、ある程度のトレーニング知識は備える必要があります。
大切なトレーニングの流れ
なりたい自分を強く想定する(内発的動機を強く持つ)
⬇️
人体の事やトレーニングの知識をストック(ある程度でOK)
⬇️
実際にトレーニングを開始してみる
⬇️
基礎知識に基づいて勉強してトレーニングを修正
⬇️
変化を確認しながらトレーニングを同時に行う
この流れが鉄板パターン。
トレーニングが成功している人は大体この流れを踏んでます。
僕は、自宅トレーニング派なのでいかに短時間かつ最大限の効果を発揮するかを研究していますが、自分に合ったトレーニング方法であれば勿論ジムでウェイトトレーニングでも構いません。
大切なのは、ある程度の基礎知識を養うことで選択の幅を広げることです。
正しい知識とは何か?少し例を挙げて考えてみる。
筋トレの知識は深掘りするとキリがないですが、トレーニングの時に負荷量の目安となる考え方を紹介します。
筋肥大に必要な10RMとは?
筋肥大(筋肉が大きくなること)を目的とした場合の負荷量として「過負荷の法則」というトレーニング方法があります。
これは、トレーニング強度が一定以上でなければ筋肥大の効果が得られにくいという法則。
簡単に言えば、楽な筋トレばかりしててもトレーニングの効果はないよって意味です。
この効果が得られる重量を10RMと言ってこれは最大筋量の60〜80%のトレーニングに想定される。
1RMが100kgの人であれば、60〜80kgを10回反復して最低3セットを行う方法が一般的になってきます。
このあたりについて詳しく解説しているので合わせてどうぞ。
>>>【筋トレ知識】筋肥大に必要な強度や可動域を説明。
筋トレを始める前の正しい知識を持とう
筋トレを始めようと思った皆さんは、きっと何かきっかけがあったと思います。
「体を引き締めたい」「体脂肪を落としたい」「モテたい」「可愛くなりたい」
など見た目や容姿の変化を求める方。
「会社でのストレスを発散」「暗い気持ちを取り払いたい」
といった精神的な解放や強化を求める方。
筋トレは理想とする肉体を手に入れられるだけでなく、弱った精神も強化できる最強のアイテムだと思っています。
こんなに素晴らしいこと尽くしの筋トレですが、7割以上の人は筋トレが半年も続けらていません。
僕は半年を過ぎたあたりから不思議と続けることが当たり前になってきて、むしろトレーニングをしない方が不自然という感覚になりました(それでも毎日ではないですよ)。
それでも何回も「もう筋トレ辞めようかな。サボろうかな」と思いました。
この壁は遅かれ早かれ来ると思いますが、「まぁいいか」と諦めるか「これをきっかけに理想の体を作る。強いメンタルを手に入れる」と強く思うかで結果は大きく変わると思います。
結果が思うように出ない時に「理想の自分」に立ち戻って下さいね。
せっかく思い腰を上げて始めようと決意した筋トレなので、まずは「1ヶ月やってみよう」「次は3ヶ月」と目標をクリアして続けてみて下さい。
それが半年経てば、続けることが自然となってるし、なにより体も心も絶対に変わっています。
是非、効果を感じられるまで継続して欲しいといます。