こんにちはひげといいます。
太りたいけど太れない人って以外に多いですよね?痩せていることを羨ましがられる一方で、なかなか太れない人って実は病気が潜んでいる可能性もあるかもしれません。
✔︎太れない病気は?代表なものを解説
✔︎心配であれば病院に行こう
✔︎食事管理で太れそうな人は食生活を見直そう
僕自身もガリガリ時代があり、食事とトレーニングで体型を変えることが出来ました。physical therapist(PT)の医学的知識とトレーナー経験を生かしてアドバイスしていくので参考にして下さい。
目次
【太りたいけど太れない】異常な痩せ型は病気のサインかも
体重の減り方にもよりますが
✔︎少し前に比べて極端に体重が落ちた
✔︎食欲が急になくなった
みたいなケースは注意が必要です。
とくに半年足らずで体重の5%以上が落ちてしまった場合は要注意。
食事量や運動量に変化がないにも関わらず、短期間の体重減少は体からのSOSの可能性もあります。
体重が落ちている原因は様々ありますが、明らかに体調が優れない場合は病院を受診するのが最も早い解決策です。
それでは体重減少に繋がる病気を見ていきます。
病気のサインかもしれない病気
甲状腺機能亢進症(バセドー病)
甲状腺ホルモンは、喉仏の両側にあり新陳代謝を促す内分泌ホルモンです。
自分で喉仏を触ってみて異様なシコリがある場合は分かる時もあります。20〜30代の若い女性に多いのが特徴で、俺の身近にも何人か居て決して珍しくない病気であることは理解していて下さい。
症状はこんな感じです。
一見たくさん食べてるように見えるが、それを上回るほど代謝が上がる(多汗、良く動く)ため一向に太らないか痩せていく傾向にある。他の所見として、眼球突出や首が腫れるなどがある。
もし心当たりがあれば、内科か内分泌内科の受診で診断してもらって下さい。
消化吸収の問題
栄養の消化と吸収は胃と小腸から行われて、細かく分子レベルまで分解された栄養素は小腸粘膜での吸収(栄養を取り込み)が大部分を占めます。
ちなみに、小腸からの栄養吸収量は遺伝によってある程度決まっています。
肥満の割合は以下の通り
・両親が標準体重である→子供の肥満確率約10%
・片親(母親、父親)が肥満の場合→子供が肥満になる確率20~30%
・両親ともに肥満の場合→子供が肥満になる確率70~80%
逆もまた然りで、遺伝的に痩せてしまう体質ってのはしょうがないことでもあるんですね。
これは、遺伝的な側面なのでしょうがい。
僕も太れない体質でしたが食事改善で劇的に体重増加していきました。食事の量ももちろんですが、食事方法や栄養バランスでも大きく変わります。
消化と吸収が悪い人は胃腸薬使ってますか?
栄養を吸収するのには手放せない錠剤です。痩せ型の人や食べてすぐ下痢するような人はエビオス錠は是非試してみて下さい。
うつ病
現代病の筆頭である、うつ病もまた太れない病気の1つ。
深刻な症状の場合は、自分が痩せていってる自覚がない事もあります。
俺自身も、20代半ばでうつ病の一歩手前で心療内科を受けて治療をしたことがありました。
周りに理解されにくく、自分からも周囲に打ち明けにくい目に見えない病は非常に辛いことも身を以て経験した。
もし、仮に自覚症状や身体症状がある場合は
深く悩まずに心療内科の受診を受けることを勧めます。
少し太れない悩みという趣旨からズレますが、うつ病は治療すれば必ず克服して完治できるので安心して下さい。
人に相談するだけでかなり楽になります。
糖尿病
生活習慣病であるⅡ型糖尿病は、痩せ型でも隠れ肥満の場合があるため罹患の可能性があります。
糖尿病は多飲と多尿が主症状であり太れない疾患の代表格。
痩せているから大丈夫と思い込んで、増量を目的とした飲食は糖尿病の悪化になりかねません。
痩せ型がコンプレックスの場合は太ることが目的ではなく、一時的に太った後に筋トレで引き締まった体に仕上げるのが目的だと思います。
一時的な増量を目的としてる場合も、暴飲暴食による増量は一時的に血糖値が爆上がりするため糖尿病のリスクが高まるので注意して下さい。
一度罹患すると、長い付き合いになる非常に厄介な病である糖尿病。本末転倒にならぬように、食事の配慮には気を使っていきたいところ。
太れないまとめ
太りたいけど太れないという悩みを抱える人の悩みは良く分かります。
これまで紹介した病気はごく一部であり、体重が増えない原因はまだまだあります。
もし普段と変わらない食生活をしているにも関わらず、ここ数ヶ月で体重が5kg以上減った場合は、原因がもっと他にある可能性もあるので診てもらいましょう。
食事方法の改善によって体重管理をしたい人はチェックしてみて下さい。